世界中がオバマ新大統領に期待をしている。
これはとりもなおさず、アメリカが世界のリーダーたることを物語っている。

期待と批判にどう舵取りしていくか?

世界規模で考えなくてはいけない問題が山積みなのは事実である。
だが、あまりにも多くの国がアメリカに期待しすぎている。
金融危機の行く末をほぼアメリカにゆだねているのではないか?

確かに今回の金融危機はアメリカが発端である。
しかしそれにただ、ばかみたいにのっかってしまった世界中の金融マーケットは打つ手はないのか?

日本の政治家はまったくマーケットを理解していないし、
まったく、チェック機能を持たなかった。

景気浮揚のためにすべきこと。

もっと単純にやってもらいたい。
税金の無駄使いを止める。
いらない省庁はいっぱいある。
天下り特殊法人をなくす、ほとんどいらないものばかりだ。
これらは税金の垂れ流しであることは誰でも知っている。

利益を生み、税収アップを望める分野への予算投入、減税。
それは民間企業に他ならないのだ、国も役所もまったくビジネスセンスが欠落している。

シンプルに考えよう。
政治家、官僚、一部の大金持ちのための政策は今すぐ止めよ。

全体浮揚なくしては、同じ間違いの繰り返しになることは目にみえている。
バブルや危機を何度繰り返せばいいのか?
人間はそんなにも愚かなのか?
政治不信はいつまで続くのだろう。

オバマ氏がどこまでやれるのかはわからない。
今までの大統領よりは一般大衆の考え方ができる人物であるとは思う。
しかし、政治の世界はあまりにもどろどろとした権力争いの場である。

世界を動かしているのはイデオロギーでも、正義でもない。
一部の権力者なのだから。

大衆にとって良いことをすればするほど暗殺される危険も増大する。

今彼は何を思っているのだろう。
この先、彼はどう動くのだろう。

興味はつきない。